第16回日本独文学会関東支部研究発表会

2025年12月20日(土)に東京大学において第16回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました.
当日は3名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました.

プログラム

14:00 開会の挨拶

14:10〜14:45 梅川 晏輝
「古高ドイツ語」を形作る歯音の変化について ―„Evangelienbuch“の脚韻を手掛かりに

14:50〜15:25 山下 拓郎
シュトルムの文学における自然科学・技術観 ―19世紀ドイツの技術に対する懐疑からの考察―

15:25〜15:40 休憩 

15:40〜16:15 中村 祐子
 「権力、権力の作用、そして権力によって抑圧された人間の行動の研究」
  ―クリスタ・ヴォルフ『メデイア―さまざまな声』におけるアガメダの選択

16:20 閉会の挨拶

第15回日本独文学会関東支部研究発表会

2024年11月24日(日)に早稲田大学において第15回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました.
当日は4組5名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました.

プログラム

14:00〜14:05 開会の挨拶
14:10〜14:45 清水恒志
E. T. A. ホフマン『黄金の壺』についての一考察 wunderbarとwunderlichの交替を手掛かりに
14:50〜15:25 中村祐子
ギュンダーローデの短剣 『どこにも居場所はない』から『カッサンドラ』へ
15:25~15:40 休憩
15:40〜16:15 保阪靖人
ドイツ語における疑問詞の長距離移動について:移動の障壁(島)について
16:20~16:55 林 明子・西出佳詩子
分析的な読みからテクスト産出者の意図を探るまで 専門分野につながる読みのストラテジー習得を目指して

17:00 閉会の挨拶

第14回日本独文学会関東支部研究発表会

2023年12月10日(日)に早稲田大学において第14回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました.
当日は3名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました.

プログラム

15:00〜15:05 開会の挨拶
15:10〜15:45 木戸繭子
トーマス・マンの最初の短編作品「幻想」における身体表象
15:55〜16:30 内田賢太郎
ベルリンのユンガー 大都市体験と立体鏡的知覚をめぐって
16:30~16:40 休憩
16:40〜17:15 鈴木佑紀乃
アルフレート・デーブリーン『ベルリン・ アレクサンダー広場』における発話行為について
17:15 閉会の挨拶

第13回日本独文学会関東支部研究発表会

2022年12月11日(日)にZoomによるリアルタイム配信で第12回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました。当日は6名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました。

プログラム

プログラム

12:55 Zoomミーティング開場

13:00 幹事・支部長挨拶

<研究発表の部>

13:10〜13:45  林 明子(中央大学):専門分野における「読みのストラテジー」習得に向けて ― テクスト言語学を援用した試み

13:50〜14:25  山中 慎太郎(東京大学):テクストの<接ぎ木>モデルについて ―『親和力』を植物的に読む

14:30〜15:05  幅野 民生(上智大学): フリードリヒ・シュレーゲル『ギリシア文学の研究について』における初期ロマン派的批評の萌芽

15:05〜15:20  休憩

15:20〜15:55    小池 駿(中央大学):更新されるべき過去 ― フリードリヒ・トーアベルク『ゴーレムの再来』における伝説性、神話性、歴史性の観点からの一考察

16:00~16:35  中村 祐子(東京大学):クリスタ・ヴォルフと「病」―『クリスタ・Tの追想』における混沌と探求の語り

<報告の部>

16:40~17:15  宮崎 裕子(立教大学):IDT Wien 2022 参加報告

17:20 閉会

第12回日本独文学会関東支部研究発表会

2021年12月12日(日)にZoomによるリアルタイム配信で第12回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました。当日は4名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました。

プログラム

12:55  Zoomミーティング開場

13:00  幹事・支部長挨拶

13:10〜13:45  伊藤港(学習院大学):Absentiv(不在構文)の用法について

13:50〜14:25  森下勇矢(東京大学):道化服と悪魔 ―『阿呆物語』にみる愚者から悪漢への変貌

14:25〜14:50    休憩

14:50〜15:25    相馬尚之(東京大学):心身一元論から「原-自我」へ ―1920年代におけるデーブリーンの自然哲学

15:30〜16:05    前田佳一(お茶の水女子大学):インゲボルク・バッハマンの短編集『三十歳』における固有名の機能

16:10  閉会

第11回日本独文学会関東支部研究発表会

2020年12月13日(日)にZoomによるリアルタイム配信で第11回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました。当日は6名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました。

プログラム

12:55 Zoomミーティング開場
13:00 幹事・支部長挨拶
13:10〜13:45 小野二葉
声の遠近―川上弘美『真鶴』の日独話法比較
13:50〜14:25 清水恒志
小説はどこまで美を表現しうるか-E. T. A. ホフマン『騎士グルック』と『カロ風幻想絵画集』
14:30〜15:05 相馬尚之
戦間期ドイツにおける進化論の射程―リ・トッコ『オートマタ時代』(1930)における一元論的世界観の表出
15:05〜15:30 休憩
15:30〜16:05 日名淳裕
イルゼ・アイヒンガー『贈られた助言』における「錆」の主題
16:10〜16:45 別府陽子
共苦の人・ゲルダ・ブッデンブローク―『ビルゼと私』をもとにして
16:50〜17:25 山﨑裕太
ニクラス・ルーマンの索引カード箱とコンピューター
17:30 閉会

2019年第10回日本独文学会関東支部研究発表会

2019年11月 24日(土)に成城大学において第10回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました.
当日は4名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました.

プログラム

14:00〜14:05 開会の挨拶:支部長:今村武

14:05〜14:40 中村大介
対峙するふたりの自然研究者―E.T.A. ホフマン『ハイマトカレ』について―

14:45〜15:20 菅谷優
19世紀パリの言説 『パサージュ』読解にむけて

15:20~15:35 休憩

15:35〜16:10 積田活樹
飛んでいるのか、漂っているのか―インゲボルク・バッハマンの飛行機の表象

16:15〜16:50 林敬太
無形文化遺産条約に対するドイツ語圏の動向

16:50 閉会の挨拶

 

2018年第9回日本独文学会関東支部研究発表会

2018年11月 24日(土)にお茶の水女子大学において第9回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました.
当日は7名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

プログラム

12:30〜12:35 開会の挨拶:支部長:境 一三

<第一部 文学> 司会:須藤 勲 松鵜 功記

12:35〜13:15 五十嵐 遥也
認識主体と万物流転の世界-マッハの認識論によるムージル『愛の完成』読解の試み

13:15〜13:55 石橋 奈智
「白昼夢」の克服-ホーフマンスタール『帰国者の手紙』における複数の空間について

13:55〜14:35 栗田 くり菜
ステレオタイプを笑う-ヤーデ・カラの『セラーム・ベルリン』より

14:35〜15:15 森下 勇矢
グリンメルスハウゼンの愚者概念-ジンプリチシムス作品群の宗教要素と愚の連関

15:15〜15:30 休憩

<第二部 言語学・文化・社会> 司会:浅井 英樹 渡邊 徳明

15:30〜16:10 白井 智美
日独空間表現の分析における「話者の(非)客体化」視点の説明能力について

16:10〜16:50 林 敬太
ユネスコ無形文化遺産と謝肉祭

16:50〜17:30 山本 菜月
親になりたい者は誰か:出生意欲と家族像の関連

17:30〜17:40 幹事会からの報告

17:40 閉会の挨拶

 

第8回関東支部研究発表会

2017年11月 11日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて第8回関東支部研究発表会が開催されました.
当日は4名の方の報告に対して約26名の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

 

  1. 研究発表会

14:00 開会の挨拶:支部長 境 一三

14:10-14:45 山取 圭澄
「『ラオコオン』批判に現れる詩的言語–何故、ヘルダーは『批評の森』にて匿名を貫くのか–」
(司会:浅井 英樹、松鵜 功記)

14:50-15:25  石橋 奈智
「エッセイ『夢の像としての舞台』にみられるホーフマンスタールのマッハおよびベルクソン受容」
(司会:前田 佳一、須藤 勲)

15:40-16:15 葛西 敬之
「ドッペルゲンガーの恋―ローベルト・ヴァルザー『盗賊』と長編小説を書くということ」
(司会:松鵜 功記、浅井 英樹)

16:20-16:55 吉村 創
「新学習指導要領に適したドイツ語授業案」
(司会:前田 佳一、須藤 勲)

  1. 16:55-17:10 幹事会からの報告

17:10 閉会の挨拶

 

第8回日本独文学会関東支部研究発表プログラム(PDF版)

第7回関東支部研究発表会

2016年11月 26日(土)に東京理科大学野田キャンパス において第7回関東支部研究発表会が開催されました.
当日は5名の方の報告に対して約25名の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

  1. 研究発表会

13:30 開会の挨拶:支部選出理事 浅井 英樹

13:35-14:10 今村 武:ボードマーの文学的共和主義と二人のフュスリ
(司会:浅井 英樹、中丸 禎子)

14:15-14:50 二藤 拓人:著者なき読書空間としての「断章集」―Fr.シュレーゲルと編集行為―
(司会:松鵜 功記、渡邊 徳明)

14:55-13:30 及川 晃希:トーマス・マン作品と物語の類型-後期の作品を中心に-
(司会:松鵜 功記、渡邊 徳明)

15:50-16:25 佐藤 宙洋:強調の接頭辞をめぐって:beschützenのbe-,verbleibenのver-
(司会:須藤 勲、中丸 禎子)

16:30-17:05  保坂 直之・坂元 真理子:初修外国語(ドイツ語)学習者が感じる外国語不安の変化
(司会:須藤 勲、中丸 禎子)

  1. 幹事からの報告

17:10-17:30 次期役員選挙について

17:30               閉会の挨拶

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