第12回日本独文学会関東支部研究発表会

2021年12月12日(日)にZoomによるリアルタイム配信で第12回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました。当日は4名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました。

プログラム

12:55  Zoomミーティング開場

13:00  幹事・支部長挨拶

13:10〜13:45  伊藤港(学習院大学):Absentiv(不在構文)の用法について

13:50〜14:25  森下勇矢(東京大学):道化服と悪魔 ―『阿呆物語』にみる愚者から悪漢への変貌

14:25〜14:50    休憩

14:50〜15:25    相馬尚之(東京大学):心身一元論から「原-自我」へ ―1920年代におけるデーブリーンの自然哲学

15:30〜16:05    前田佳一(お茶の水女子大学):インゲボルク・バッハマンの短編集『三十歳』における固有名の機能

16:10  閉会

第11回日本独文学会関東支部研究発表会

2020年12月13日(日)にZoomによるリアルタイム配信で第11回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました。当日は6名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました。

プログラム

12:55 Zoomミーティング開場
13:00 幹事・支部長挨拶
13:10〜13:45 小野二葉
声の遠近―川上弘美『真鶴』の日独話法比較
13:50〜14:25 清水恒志
小説はどこまで美を表現しうるか-E. T. A. ホフマン『騎士グルック』と『カロ風幻想絵画集』
14:30〜15:05 相馬尚之
戦間期ドイツにおける進化論の射程―リ・トッコ『オートマタ時代』(1930)における一元論的世界観の表出
15:05〜15:30 休憩
15:30〜16:05 日名淳裕
イルゼ・アイヒンガー『贈られた助言』における「錆」の主題
16:10〜16:45 別府陽子
共苦の人・ゲルダ・ブッデンブローク―『ビルゼと私』をもとにして
16:50〜17:25 山﨑裕太
ニクラス・ルーマンの索引カード箱とコンピューター
17:30 閉会

2019年第10回日本独文学会関東支部研究発表会

2019年11月 24日(土)に成城大学において第10回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました.
当日は4名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました.

プログラム

14:00〜14:05 開会の挨拶:支部長:今村武

14:05〜14:40 中村大介
対峙するふたりの自然研究者―E.T.A. ホフマン『ハイマトカレ』について―

14:45〜15:20 菅谷優
19世紀パリの言説 『パサージュ』読解にむけて

15:20~15:35 休憩

15:35〜16:10 積田活樹
飛んでいるのか、漂っているのか―インゲボルク・バッハマンの飛行機の表象

16:15〜16:50 林敬太
無形文化遺産条約に対するドイツ語圏の動向

16:50 閉会の挨拶

 

2018年第9回日本独文学会関東支部研究発表会

2018年11月 24日(土)にお茶の水女子大学において第9回日本独文学会関東支部研究発表会が開催されました.
当日は7名の方に報告していただき、その後活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

プログラム

12:30〜12:35 開会の挨拶:支部長:境 一三

<第一部 文学> 司会:須藤 勲 松鵜 功記

12:35〜13:15 五十嵐 遥也
認識主体と万物流転の世界-マッハの認識論によるムージル『愛の完成』読解の試み

13:15〜13:55 石橋 奈智
「白昼夢」の克服-ホーフマンスタール『帰国者の手紙』における複数の空間について

13:55〜14:35 栗田 くり菜
ステレオタイプを笑う-ヤーデ・カラの『セラーム・ベルリン』より

14:35〜15:15 森下 勇矢
グリンメルスハウゼンの愚者概念-ジンプリチシムス作品群の宗教要素と愚の連関

15:15〜15:30 休憩

<第二部 言語学・文化・社会> 司会:浅井 英樹 渡邊 徳明

15:30〜16:10 白井 智美
日独空間表現の分析における「話者の(非)客体化」視点の説明能力について

16:10〜16:50 林 敬太
ユネスコ無形文化遺産と謝肉祭

16:50〜17:30 山本 菜月
親になりたい者は誰か:出生意欲と家族像の関連

17:30〜17:40 幹事会からの報告

17:40 閉会の挨拶

 

第8回関東支部研究発表会

2017年11月 11日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパスにおいて第8回関東支部研究発表会が開催されました.
当日は4名の方の報告に対して約26名の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

 

  1. 研究発表会

14:00 開会の挨拶:支部長 境 一三

14:10-14:45 山取 圭澄
「『ラオコオン』批判に現れる詩的言語–何故、ヘルダーは『批評の森』にて匿名を貫くのか–」
(司会:浅井 英樹、松鵜 功記)

14:50-15:25  石橋 奈智
「エッセイ『夢の像としての舞台』にみられるホーフマンスタールのマッハおよびベルクソン受容」
(司会:前田 佳一、須藤 勲)

15:40-16:15 葛西 敬之
「ドッペルゲンガーの恋―ローベルト・ヴァルザー『盗賊』と長編小説を書くということ」
(司会:松鵜 功記、浅井 英樹)

16:20-16:55 吉村 創
「新学習指導要領に適したドイツ語授業案」
(司会:前田 佳一、須藤 勲)

  1. 16:55-17:10 幹事会からの報告

17:10 閉会の挨拶

 

第8回日本独文学会関東支部研究発表プログラム(PDF版)

第7回関東支部研究発表会

2016年11月 26日(土)に東京理科大学野田キャンパス において第7回関東支部研究発表会が開催されました.
当日は5名の方の報告に対して約25名の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

  1. 研究発表会

13:30 開会の挨拶:支部選出理事 浅井 英樹

13:35-14:10 今村 武:ボードマーの文学的共和主義と二人のフュスリ
(司会:浅井 英樹、中丸 禎子)

14:15-14:50 二藤 拓人:著者なき読書空間としての「断章集」―Fr.シュレーゲルと編集行為―
(司会:松鵜 功記、渡邊 徳明)

14:55-13:30 及川 晃希:トーマス・マン作品と物語の類型-後期の作品を中心に-
(司会:松鵜 功記、渡邊 徳明)

15:50-16:25 佐藤 宙洋:強調の接頭辞をめぐって:beschützenのbe-,verbleibenのver-
(司会:須藤 勲、中丸 禎子)

16:30-17:05  保坂 直之・坂元 真理子:初修外国語(ドイツ語)学習者が感じる外国語不安の変化
(司会:須藤 勲、中丸 禎子)

  1. 幹事からの報告

17:10-17:30 次期役員選挙について

17:30               閉会の挨拶

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第6回関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会第130回例会

2015年11月28日(土)に日本大学理工学部駿河台キャンパスにおいて、第6回関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会第130回例会、および総会が開催されました.
当日は5名の方の報告に対して約30名の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

1.研究発表会[進行係:松鵜功記]

13:30  開場
14:00-14:05 開会挨拶  境一三
14:05-14:40 縄田雄二:幻燈劇としてのゲーテ『ファウスト』再考 [司会:浅井英樹]
14:40-14:45 休憩
14:45-15:20  新田 誠吾:リヒャルト・デーメルとニーチェの関係―文学史記述の盲点[司会:中丸禎子 ]
15:20-15:25 休憩
15:25-16:00 相馬大樹: 権力者としての作家ーエリアス・カネッティのカフカ論について[司会:須藤勲]
16:00-16:05  休憩

2. ドイツ語教育研究会

16:05-16:40 松岡幸司:グローバル人材養成とドイツ語-ドイツ環境ゼミの射程[司会:境一三]

3. 総会(議長:境一三)

議題:
1.活動状況報告
2.会計概況報告
3.広報活動報告
4. ドイツ語教育研究会の運営について

第5回関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会第129回例会

2014年11月 8日(土)に東京理科大学野田キャンパス において第5回関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会第129回例会が開催されました.
当日は5名の方の報告に対して約30名の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,懇親会で遅くまで議論や情報交換が続きました.

13:00  開会挨拶
13:05  西澤満理子:『エジプトのイサベラ』に見られる二重の創造
13:40  山崎泰孝:リルケの「開かれ」について
14:15  鍵谷優介:ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』における「人格」の問題と音楽の精神
14:50-15:00 休憩
15:00  清野智昭:ドイツ語心理動詞構文における人称制限について
15:35  Schmidt, (Maria) Gabriela: Das Lautbild zwischen rezeptivem Hören vs. produktivem Sprechen:
Überlegungen zur Vermittlung von Phonetik und Prosodie beim Fremdsprachenerwerb

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第4回 関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会 第127回例会

2013年11月9日(土)に信州大学にて,第4回 関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会第127回例会が開催されました.
当日は5名の方の報告に対して20名弱の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,松本駅近くのお店で行われた懇親会で,遅くまで議論や情報交換が続きました.

開会のあいさつ
1. 渡邊徳明:ハゲネによるクリエムヒルトへの仕打ちの嗜虐性― 非可触的ミンネに対する暴力 ―
2. 美留町義雄:学生街の喫茶店 ― 森鴎外『うたかたの記』 のカフェ・ミネルヴァについて
3. 松鵜功記:「自然は名前を必要としない」― マックス・フリッシュ”Der Mensch erscheint im Holozän”における語りえぬものとしての「自然」
4. 中島伸:直説法過去と間接話法 ― カール・ビューラーの言語伝達機能にも触れて
5. 奥山美穂:2012年7月にフランクフルトで行われた国際ドイツ語オリン ピック(IDO2012)の報告、及び次の大会(IDO2014)に向けての課題
閉会

懇親会の様子(萬来にて)
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第3回 関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会第125回例会

2012年11月10日(土)に東京学芸大学にて,第3回 関東支部研究発表会・ドイツ語教育研究会第125回例会が開催されました.
当日は6名の方の報告に対して約30名の参加があり,活発な議論が交わされました.
終了後は,国分寺駅近くのお店で行われた懇親会で,遅くまで議論や情報交換が続きました.

当日のプログラム~~~~~

開会のあいさつ
1. 渡邊徳明:ミンネの物質性と精神性―『トリスタン』の媚薬を出発点に―
2. 山縣光晶:仮面と生―ティークの『山の老人』におけるEinsamkeitのモティーフ―
3. 松岡幸司:自然と人間の交感 ― シュティフターのネイチャーライティング
4. 山崎泰孝:リルケの『マルテの手記』における「見る」ことについて
5. 濱野英巳:Facebookを活用したドイツ語学習環境デザイン — コミュニケーション能力の発達を阻害しないために
6. 清野智昭:ドイツ語教科書の記述を見直す-語学研究の知見と学びやすさをどうすりあわせるか-
閉会のあいさつ

当日の様子
第3回研究会